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大学生のころから、環境に関する取組や若い人のボランティアコーディネートを行ってきた岡見さんに、「天神祭ごみゼロ大作戦」の取組についてお話をお聞きしました。
今月のテーマ:大きなイベントでのごみについて考える
みんなが「大きなイベントではごみがたくさん出て当たり前」と思わなくなって「ごみゼロ」が広がってほしい
天神祭ごみゼロ大作戦実行委員会(WorldSeed所属)
岡見 厚志 さん
2009年にWorld Seedを立ち上げ、「まちのコトを自分ゴトに」をテーマに活動中。たくさんの団体、人が協力する取組づくりやボランティアコーディネート、社会課題に取組む人たちのサポートなどを行う。環境省きんき環境館統括、NPO法人「エコネット近畿」副理事長など。
お祭りで出るごみを減らしたい
岡見さんは、7月24日(木)、25日(金)に行われる「天神祭ごみゼロ大作戦」の実行委員をしています。
「天神祭の来場者は、毎年100万人以上です。そして日本で一番多く露店が出るお祭りともいわれています。たくさんの人にたくさんの露店。当然ごみがたくさん出ます。それを減らすのが取組の目的です。
作戦は3つあります。作戦1はリユース食器を使って、そもそも出るごみを減らす、作戦2は来場者がごみを分別できる「エコステーション」の設置、作戦3はそれでも散乱してしまったごみの拾い歩きです。」
興味があったら参加してみよう
参加する多くのボランティアの人が、「大きなイベントではごみがたくさん出て当たり前」と思わなくなり、他のイベントでも「ごみゼロ」が広がることを期待しているという岡見さん。
「みなさんもお祭などに行ったときは、ごみの様子を見てみてください。たくさん散らばっていると悲しいですよね。天神祭では毎年、保護者の方といっしょに小学生のボランティアの方にも参加してもらっています。大きなイベントでごみを減らすために、どんな活動がされているか興味を持ってくれた方は、ぜひ参加して、いっしょにごみを減らしましょう!」

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。