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みんなは残さずにごはんを食べているかな?食べ物をむだにせず、ごみを減らすためにできることをいっしょに見てみよう。
学校給食でフードリサイクル
給食では食べ残しだけでなく、調理くず(野菜の皮やヘタ、出汁がらなど)などの生ごみが出るよ。札幌市では給食で出た生ごみを、生ごみ堆肥化施設に運び、堆肥化(肥料を作る)しているんだ。
堆肥は畑の栄養になり、土を元気にするよ。その土でレタス、玉ネギ、トウモロコシ、ブロッコリーなどを育てて、給食でおいしく食べるという食物の循環を「フードリサイクル(さっぽろ学校給食フードリサイクル)」というよ。
おうちで食品ロスを減らすには?
おうちでは「残さず食べる」「買い過ぎない」「作り過ぎない」ことに気を付けて、食品ロスを減らすことが大切だよ。食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のこと。日本の食品ロスは年間約472万t(令和4年)も発生していて、日本人1人当たり毎日おにぎり1個分の食べ物を捨てていることになるんだ。
ごはんを残さず食べる、外食をするときは食べ切れる分をたのむなど、「残さず食べる」ためにできることを取り組んでみてね。「買い過ぎない」、「作り過ぎない」ために何ができるか、おうちの人といっしょに考えてみよう。
食品食べ切りレシピ
きんぴら入りつくね
多めに作ったきんぴらごぼうをアレンジして食べ切ろう!
[材料(4人分)]
きんぴらごぼう………………100g
とりひき肉……………………300g
片栗粉………………………大さじ4
塩…………………………ふたつまみ
卵…………………………………2個
植物油………………………大さじ2
しょう油…………大さじ1+小さじ1
酒…………………大さじ1+小さじ1
みりん……………大さじ1+小さじ1
[作り方]
❶きんぴらごぼうは、ざく切り(3~4cmの長さに切る)にする。
❷しょう油、酒、みりんを合わせておく。
❸フライパンに植物油を入れ、まんべんなくのばす。
❹とりひき肉、片栗粉、卵、塩をよく混ぜ、きんぴらごぼうを加え混ぜ、4等分にして小判型に成型する。❸のフライパンに並べて中火にかける。厚みの半分が白っぽくなったらひっくり返し、ふたをして弱火で2分ほどむし焼きにし、❷を加えて中火にしてからめる。
❺❹を盛り付ける。
参考資料札幌市
「さっぽろ学校給食フードリサイクル」 https://www.city.sapporo.jp/kyoiku/top/kyushoku/recycle/foodrecycle.html https://www.city.sapporo.jp/kyoiku/top/kyushoku/recycle/documents/food-leaflet2018.pdf
消費者庁「食品ロス削減ガイドブック」 https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/pamphlet/assets/2023_food_loss_guide_book_231117_01.pdf
消費者庁「消費者庁×うんこドリル 食品ロス」 https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/pamphlet/assets/foodloss_240326_01.pdf
農林水産省「“もったいない”をなくすリメイク料理」
情報提供
札幌市ウェルネス推進部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。