【エコチル特集】ごみを減らして環境に優しい社会を はじめよう4R|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
静岡
特集
2024.06.03

【エコチル特集】ごみを減らして環境に優しい社会を はじめよう4R

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どうしてごみを減らすの?

「ごみを減らそう」という言葉をよく聞くけれど、なぜごみを減らさないといけないのだろう? 1つ目の理由は、ごみが減れば、処分場(ごみを捨てる場所)を長く使い続けることができるから。家から出た燃えるごみは、燃やされた後、処分場にうめ立てられているんだ。このまま同じ量のごみを出し続けると、令和8年度には静岡市の処分場がいっぱいになるといわれているよ。

2つ目の理由は、ごみが減れば、ごみを燃やすときに出るCO₂が減って、地球温暖化を止めるのに役立つから。今ある処分場を長く使い、地球環境を守るためにも、ごみは減らしたいね。

静岡版「もったいない運動」

家から出るごみには、どんな種類のごみが多いか知っているかな? 静岡市で家庭から出た燃えるごみは約13万1800トン。その中で生ごみ、紙ごみ、プラスチックが多くをしめているよ(図1)

これらのごみを減らすために静岡市が行っているのが、「もったいない運動」。これはもったいないを合言葉に、「4R」に取り組むこと。4Rは「Refuse(リフューズ)」「Reduce(リデュース)」「Reuse(リユース)」「Recycle(リサイクル)」のことで、ごみを減らすためのキーワードなんだ。この中で一番大切なのが、ごみの元を減らす「Refuse(リフューズ)」。レジ袋はもらわない、要らない包装は断る、といった行動でごみになる物を減らすことができるんだ。図2を見て、できることにチャレンジしてみよう。ごみはみんなの生活から出るからこそ、1人1人が工夫して取り組めば確実に減らすことができるよ。

図1
家から出るごみには“もったいない”がたくさん

燃えるごみのほとんどが「生ごみ」「紙ごみ」「プラスチック」だよ。この中には「もったいない」捨て方をされた物が多いんだ。例えば「生ごみ」では、5分の1はまだ食べられるのに、捨てられてしまった食品(食品ロス)。そして「紙ごみ」にはリサイクルできる雑紙が約半分もあり、「プラスチックごみ」の多くは使い捨てされているよ。

令和3年度 家庭から出された燃えるごみの量[令和3年度組成調査より]

図2
ごみを減らすキーワード4Rに取り組もう

Refuse
ごみとなるものを断る

  • 買い物に行くときはマイバッグを持って行き、レジ袋や紙袋は断ろう
  • 家で食べるデザートを買ったときには、プラスチックのスプーンは断ろう
  • 不要な包装は断ろう

Reduce
ごみを減らす

  • ごはんは残さずに食べ切るよう努力しよう
  • 外食のときには、食べ切れる分を注文しよう
  • 遊びに行くときには水筒を持って行こう
  • 定期的に冷蔵庫のパトロールをしよう
  • つめかえ商品を買おう

Reuse
使える物はくり返し使う

  • おうちで食べられることなく余っている食品があれば、フードドライブに参加しよう
    ※「フードドライブ」とは家庭で余っている食品をフードバンクに寄付すること。
     フードバンクに寄付された食品は、さまざまな理由で食品を必要としている方の元へ届けられるよ
  • 自分で使わなくなった物は他の人にゆずろう
  • リサイクルショップを利用しよう

Recycle
不要になった物を資源として再び利用する

セブン-イレブンのペットボトル回収機

  • お菓子の箱やトイレットペーパーのしんは雑紙としてリサイクルしよう
  • 飲み終わったペットボトルはリサイクルボックスに入れよう
    コンビニやスーパー、生涯学習施設などで回収しているよ
  • 飲み終わったジュースのカンやおうちで出た調味料のビンなどはリサイクルしよう

ごみ減量推進課
公式インスタグラムの開設

静岡市ごみ減量推進課は、公式インスタグラムを設立したよ。ごみを減らす情報やイベント情報を紹介しているので、おうちの人といっしょに見てみよう。

>>>インスタグラムのサイトはこちらから

親子で4R生活プレゼントキャンペーン

静岡市では、令和6年6月10日(月)から6月30日(日)まで、「親子で4R生活プレゼントキャンペーン」を開催するよ。おうちの人といっしょに、ごみの減量に取り組もう。

キャンペーン内容

1.リフューズ・リデュース・リユースは、 自分で考えた取り組みを1週間実践してみよう。

2.リサイクルは、雑紙をリサイクルBOXに持って行こう!
リサイクルBOXに雑紙を入れている様子を写真にとって、 送ってね。

上記12の取り組みを下記応募フォームより報告してくれた方から、抽選で10名様にチケットをプレゼントするよ。
※本紙では商品の交換はできません。

7種類からお1つお選びいただけます

対象:市内に在住の小学生とその保護者

参加方法:電子申請(下の応募フォームから参加できます。)

応募しめ切り:令和6年6月10日(月)から6月30日(日)まで

当選数:10名

発送:令和6年7月末までにメールにて発送

プレゼント内容:① セブン-イレブンで5本のお茶と交換できるデジタルギフト(抽選5名)、もしくは、 ② しずもーる西ケ谷吹きガラス体験招待券(抽選5名) 。
応募する際には、どちらかのプレゼントを選んでね。

>>> 応募フォーム


監修/静岡市ごみ減量推進課

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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