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今月のいきもの : シルバーアロワナ
学名:Osteoglossum bicirrhosum
アロワナ目 アロワナ科
生息地:南米のアマゾン川流域
春季特別企画展[開催中/6月23日(日)まで]
限定展示!通常の館内展示では見られない魚です。
おどろきのジャンプ力で水上の獲物を捕食
全長約50㎝〜1m以上にもなる大型の淡水魚。銀色のうろこにおおわれた縦に平たくて長い体、上向きに付いた大きく開く口が特徴です。1億年以上前からほとんど姿が変わらないことから、古代魚と呼ばれています。野生下では水中を泳ぐ小魚やエビ、水面に落ちた昆虫などを食べる他、ときどき水上の獲物もねらいます。水中からジャンプして、木の枝に止まっている虫を食べるのです。水面から1m以上もジャンプすることもあるといいます。
また、目が良く、水上の獲物までの距離を正確に見定めることができるといわれています。
上向きの口は水面の獲物の捕食にも便利
大きな口の中でオスが卵を守る?!
もう1つ、めずらしい特徴は、オスが卵を口の中で育てること。オスはその間、えさも食べず、稚魚が6㎝ほどに成長するまで(約2カ月)口にふくんで守ります。
観賞魚として人気だけど飼うのは大変!
シルバーアロワナは、現地アマゾンでは食用にもされる魚です。観賞魚としては世界中に愛好家がいますが、成長が早く、大きな水槽が必要で、家庭で飼うのは容易ではありません。興味を持ったら、まずは水族館で実物を見たり、くわしく調べたりしてみてくださいね。
長い体をくねらせて泳ぐ姿
さがみはらニュース
春季特別企画展「とぶ!生き物展」
「とぶ」生き物と聞いて、何を思いうかべますか?鳥や昆虫だけでなく、実は地球上の多くの生き物が、移動やえさを取るために空中を「とんで」います。今回の企画展では、「飛ぶ」「翔ぶ」「跳ぶ」など、生き物のさまざまな「とぶ」方法や理由を紹介します。
◆現在開催中!
6月23日(日)まで
◆場所/多目的室1
写真提供・協力 ・ 監修/相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
〒252-0246 神奈川県相模原市中央区水郷田名1-5-1
Tel.042-762-2110
https://sagamigawa-fureai.com
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