【鶴岡市立加茂水族館だより】秋とともに訪れる青いクラゲ「ギンカクラゲ」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
山形
動物園だより
2024.02.13

【鶴岡市立加茂水族館だより】秋とともに訪れる青いクラゲ「ギンカクラゲ」

目次 [非表示]

今月のどうぶつ:ギンカクラゲ

学名 : Porpita porpita
花クラゲ目 ギンカクラゲ科
生息地:黒潮海域


青く美しいクラゲ。秋の期間だけ庄内浜に現れます。

秋とともに訪れる青いクラゲ

基本は外洋性のギンカクラゲですが、毎年秋になると潮の流れに乗って庄内浜にもやって来ます。その名の通り銀貨のような円盤状の気泡体と、そこからのびる青い枝を持っており、常に水面にういた状態でただよっています。その姿は、まるでSFの世界から飛び出したかのように神秘的で美しく、一度見ると忘れられません。


飼育下のギンカクラゲ。底にいるのが赤ちゃんクラゲ

クラゲに見えるが実はポリプ!?

ギンカクラゲは、いわゆる「クラゲ」の状態ではなくポリプの集合体です。そのため、他のクラゲと同じように、このポリプからはたくさんの赤ちゃんクラゲたちが生まれてきます。ギンカクラゲを飼育していると、水槽の底に白いごみのようなものがたまることがあるのですが、実はこれが赤ちゃんクラゲたち。水面にうかぶギンカクラゲから赤ちゃんクラゲが落ちてゆく様子は、まるで降り積もる雪のようです。

赤ちゃんクラゲの大きさは1㎜ほどととても小さく、どんなえさを食べるかもまだ分かっていないため、大きく育てることが困難です。さらに繁殖に成功していないことや寿命が短いことから、長期飼育もとても難しいのが現状です。そのため水族館で見ることができる期間はほんの数週間だけです。いつかギンカクラゲの飼育下での繁殖ができるようになりたいものです。


拡大した赤ちゃんクラゲ

かもすいニュース

思わぬハプニングでも問題なし!

2023年11月、数日間におよぶ停電に見舞われた当館。照明が消え館内は真っ暗でしたが、非常用の自家発電に切りかわったことで、生き物たちはみな無事に乗り切ることができました。SNSなどでのみなさんからの応援コメントが力になりました!


写真提供:加茂水族館

鶴岡市立加茂水族館
〒997-1206 山形県鶴岡市今泉大久保657-1
TEL 0235-33-3036
https://kamo-kurage.jp

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

この記事の関連ワードKEYWORD
おすすめの関連記事RECOMMEND
人気の記事RECOMMEND
1
2
3