【京都大学白浜水族館だより】きれいな眼を持つ魚「ユメカサゴ」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
和歌山
動物園だより
2023.11.13

【京都大学白浜水族館だより】きれいな眼を持つ魚「ユメカサゴ」

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今月のどうぶつ:ユメカサゴ

学名:Helicolenus hilgendorfii
スズキ目 メバル科
生息地:岩手県以南、朝鮮半島南部、東シナ海

見た目は赤い魚ですが……

きれいな眼を持つ魚

ユメカサゴは、深海にすむカサゴの仲間です。普段は、水深150mから500mくらいの砂泥底で生活していますが、100mより浅い水深でも採れることもあります。大きな眼は、光が当たると青と緑が混ざったような、とてもきれいな色をしています。体は赤みを帯びていますが、のどのおくや、お腹の中は真っ黒。えらのあたりが、うっすらと黒くなっているのが分かるでしょうか。また、のどが黒いことからノドグロと呼ぶ地域もありますが、ノドグロといえば高級魚であるアカムツを指す場合もあるので、混同しないように注意が必要です。

きれいな眼をしています

そこには、かくれません

白浜水族館では、現在4ひきのユメカサゴを飼育中。あまり大きくはない水槽ですが、今のところけんかもなく、おだやかに暮らしています。カサゴの仲間は、物かげにかくれる習性があるため、塩ビ製パイプを水槽に入れています。でも、パイプの中にはほとんどかくれずに、水槽の底やパイプの上でじっとしている姿をよく見かけます。深海という真っ暗な海で生活しているので、わざわざかくれる必要が無いのかもしれません。普段は底にいるユメカサゴたちも、水面近くで泳ぐこともあり、えさの時間にはういてえさを待つ愛くるしい姿を見せてくれます。水族館では、アジの切り身やオキアミをあげていて、どちらも勢いよく丸飲みしています。

正面から見ると、愛嬌のある顔をしています

京都大学白浜水族館ニュース

新入り生物・ハコフグの幼魚

黄色の体に、小さな黒い斑点模様のハコフグの幼魚が、白浜水族館にやって来ました。当初は5百円玉ぐらいの大きさでしたが、現在では4㎝くらいにまで成長。水槽の中で砂や岩をつっつき、えさを探しています。まだまだ小さいため探すのは大変ですが、かわいらしいハコフグの幼魚にぜひ会いに来てください。


写真提供/京都大学白浜水族館

協力・監修/京都大学白浜水族館
〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町459
TEL 0739-42-3515
https://www.seto.kyoto-u.ac.jp/shirahama_aqua/

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