【天王寺動物園だより】視力が弱く大きな耳が特徴的「ヒガシクロサイ」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
大阪
動物園だより
2023.10.02

【天王寺動物園だより】視力が弱く大きな耳が特徴的「ヒガシクロサイ」

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今月のどうぶつ:ヒガシクロサイ

学名:Diceros bicornis michaeli
英名 : Eastern Black Rhinoceros
生息地:アフリカ中部から南部
ウマ目 サイ科


えさを食べるオスの「ライ」

視力が弱く大きな耳が特徴的

ヒガシクロサイのえさはマメ科などの低い木の葉や芽、枝で、それらをかみくだいて食べています。クロサイの上くちびるの先はとがっていて、木の葉や芽、枝を上くちびるではさみ、えさを引っ張りこんで食べるために、このような形になっています。

また、視力が弱く、耳が非常に良いことでも知られています。視力が弱いので、大きなメガホンのような耳で音を聞き分けています。クロサイの前で大きな声を出すと、こわがってにげるように走り回りますので、大きな声はひかえてくださいね。


クロサイの上くちびる

 減少するクロサイの繁殖に努める飼育員

現在、クロサイの生息数は角を取るために密猟(法律を守らず、動物を殺すこと)され続け激減しています。角は、いろいろな薬として使われていますが、科学的な根拠は全くありません。このように人間の欲望を満たすために、たくさんのクロサイが殺されています。

天王寺動物園では、2頭のヒガシクロサイを飼育・展示しています。オスの名前は「ライ」で12才になり、「愛媛県立とべ動物園」から2016年にやって来ました。また、2015年にドイツの「ライプチヒ動物園」からやって来たメスの「サミア」は10才になりました。

天王寺動物園では、これまで多くのクロサイの繁殖に成功してきましたので、2頭の間に1日も早く子どもができるように努力しています。


木の枝を食べるメスの「サミア」

てんのうじニュース

コサンケイ

サンケイはベトナムに生息し、オスは光沢のある黒色をしていて、顔は赤色、頭頂部には冠羽という白く長い羽があります。メスは全身が褐色で頭頂部に冠羽はありません。森林伐採などで生息域が減少し、それによって個体数も激減しています。


写真提供:天王寺動物園

天王寺動物園
大阪市天王寺区茶臼山町1-108
TEL:06-6771-8401
https://www.tennojizoo.jp/
協力・監修/天王寺動物園

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エコチル編集部

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