【食育特集】9月は防災月間 備蓄食品備えて安心|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
北海道
食育特集
2023.09.11

【食育特集】9月は防災月間 備蓄食品備えて安心

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もしものときに備えて、食品や飲料を備蓄しておくことが大切だよ。おすすめの備蓄方法や備蓄食品などを紹介するので、おうちの人といっしょに見てみよう。

最低3日分の食品や水を備蓄しよう!

みんなは災害に備えて食品や水は準備しているかな?「令和4年札幌市健康・栄養調査」では、備蓄食品(非常食)を準備している家庭は約60%という結果になったよ。大きな災害が起きると、電気、ガス、水道などが使えなくなったり、スーパーなどで食品が手に入りにくくなったりする心配があるんだ。そんなときに備蓄食品があると安心だね。

食品の備蓄には、普段食べている食品を多めに買い置きするだけで簡単に備蓄ができる「ローリングストック」という方法がおすすめ。賞味期限の古い物から使い、食べたらその分を買い足そう。賞味期限切れを防いで、災害時にもあわてず対応できるよ。最低3日分、できれば7日分の食品や水などを準備しよう。

[表1] 備蓄する食品や飲料
 水は生命の維持に必要不可欠なもの!
☑︎ 1人当たり1日3ℓ(飲料水+調理用)が目安。
☑︎ 水以外にも好みのお茶や清涼飲料水などがあれば用意。
食品 栄養バランスを考えて、家族の人数や好みに合った食品を備蓄することが大切。

おやつ おやつは心の栄養!
☑︎ 果物のかんづめ、ゼリー、ジュース、ドライフルーツ、チョコレート、あめ、ビスケット、ようかん、せんべいなど

[表2] 災害時に役立つ便利グッズ
熱源
☑︎ カセットコンロ、カセットボンベ…電気・ガス が復旧するまでの間、調理の必需品。

調理
☑︎ 耐熱ポリ袋(高密度ポリエチレン製)…材料 を混ぜ合わせる際のボウル代わりに使える。

節水
☑︎ ラップ…食器にしくと、器がよごれず洗い物を減らせる。
☑︎ アルミホイル、クッキングペーパー…調理の際フライパンや なべにしくと、洗い物を出さずに済む。器やふたの代用になる。
☑︎ キッチンペーパー…洗濯が必要な布巾やタオルの代わりに使える。
☑︎ 使い捨て食器、はし、スプーンなど…洗い物を出さないよう、用意しておくと便利。
☑︎ 調理バサミ、ピーラー…まな板を使わず直接なべやフライパンへ入れることで、洗い物を減らせる。
☑︎ 使い捨て手袋、ウエットティッシュ、除菌スプレー…食中毒、感染症予防になる。
参考資料
>>> 札幌市保健福祉局保健所健康企画課「災害時における食事ガイド」
>>> 政府広報オンライン「いつもの食品で、もしもの備えに!食品備蓄のコツとは?」


情報提供 : 札幌市保健福祉局保健所健康企画課

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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