【食育特集】“もしも”のときのために食品備蓄をマスターしよう|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
東京
食育特集
2023.09.04

【食育特集】“もしも”のときのために食品備蓄をマスターしよう

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災害はいつ起こるか分からないよ。だからこそ、日ごろからの備えが大切。食品備蓄を難しく考えず、いつもの食事で消費し、消費した分を買い足していくローリングストック法をマスターしよう!

食品の備蓄は何から始めればいいの?

地震や洪水など、いつ起こるか分からない大きな災害。いざ災害が発生すると、電気、ガス、水道などのライフラインが使えなくなったり、道路ががれきでふさがれたりして、物流が機能しなくなったりするおそれがあるよ。そのため、最低でも3日分、できれば1週間分くらいの食品を家庭で備蓄しておくことが重要。

でも、食品の備蓄ってどうやればいいのかな? ちょっと難しそうに感じるかもしれないけれど、実は、だれでも無理なく、簡単に始められるんだ。おすすめなのが、ローリングストック法だよ。

ローリングストック法を日常生活に取り入れよう

ローリングストック法とは、普段食べているカップめんやかんづめ、インスタントみそしるなどを少し多めに買い置きしておき、賞味期限の近い物から普段の食事で消費し、食べたらその分を補充していくこと。

これで一定量の食品が備蓄されている状態を保てるんだ。万が一、日常生活とかけはなれた事態が起こったとしても、いつもと変わらない、栄養バランスのとれた食事が取れるから、安心できるのはもちろん、前向きな思考と元気に活動するためのエネルギーがわいてくるよ。早速、おうちで始めよう!

何が必要? 備蓄食品の選び方

備蓄食品は何をそろえるのが良いのかな? 考え方を知っておこう!
日ごろから、栄養バランスや使い勝手を考えて各家庭に合った食品を選ぶことが大切だよ!

POINT!
①家庭にある食品をチェック
②栄養バランスを考え、家族の人数や好みに応じた備蓄内容・量を決定
③足りない物を買い足す
④賞味期限が切れる前に消費し、消費した物は買い足す

災害直後は炭水化物ばかりになりがち→かんづめでタンパク質をとろう
魚介や肉類のかんづめなど、かんづめは長期保存ができる上、手軽にタンパク質をとることができるよ。

野菜不足からビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素がとれず、体調不良を起こしやすい→日持ちする野菜を常備しよう
ジャガイモ、タマネギ、カボチャなどの日持ちする野菜を、日ごろから多めに買い置きしておこう。


参考資料 
>>>  農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」
>>> 政府広報オンライン「いつもの食品で、もしもの備えに! 食品備蓄のコツとは?」 

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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