【円山動物園だより】スイスイ泳げるなめらかボディ「ゴマフアザラシ」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
北海道
動物園だより
2023.06.12

【円山動物園だより】スイスイ泳げるなめらかボディ「ゴマフアザラシ」

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今月のどうぶつ:ゴマフアザラシ

ネコ目/アザラシ科
【生息地】オホーツク海、ベーリング海、北海道 近海

円山動物園にはオス2頭とメス2頭がいます。


↑ 赤ちゃんの動画はこちらから

スイスイ泳げるなめらかボディ

ゴマフアザラシは、毎年冬になるとロシアのサハリン沿岸などから流氷とともに北海道沿岸にやって来ます。体は水の抵抗を受けにくいなめらかな流線形で、前足を体に付けて後ろ足を左右交互に動かしながら泳ぎます。鼻と耳の穴を閉じ、約20分ももぐることができます。暗い海の中でもセンサーの役割をするヒゲをたよりに、魚やタコ、イカなどの獲物をつかまえて丸飲みします。

出産や育児を行うのは流氷の上です。生まれたばかりの赤ちゃんは、流氷の上で保護色となるふわふわの白い産毛「ホワイトコート」におおわれています。生後2~3週間は母乳を飲んで育ち、離乳と同時期に産毛はぬけ落ちて親と同じゴマ模様になります。離乳したら子どもは独り立ちをし、母親とはもうお別れです。その後しばらくすると自分の力で獲物をつかまえます。

鼻を付けておたがいを確認する親子

父親ギンと母親マシロの子(生後1カ月・オス)

30年ぶり!円山動物園で赤ちゃん誕生

4月13日(木)に、円山動物園で30年ぶりに赤ちゃんが誕生しました。生まれたときの体重は約8kg。生後2~3週間は2日に5、6回ほど母乳を飲み、それ以外はほとんど陸でねて過ごしていました。

離乳するころ体重は3倍ほどになり自由に泳ぎ回るようになりました。体重測定の際に母親から子どもを離すと、母親は心配そうに必死に我が子を追いかけようとしていました。

子どもが近くにもどると、お互いの鼻を付けて親子であることを確認します。これは離乳前の時期だけに見られる行動です。かわいらしい子どもの姿を、ぜひ観察しに来てくださいね。

抜け落ちたふわふわの産毛

 

まるやまニュース

「子どもの一日飼育係」を募集!

「子どもの一日飼育係」では、獣舎内清掃・えさ切り等の飼育作業の他、飼育員のさまざまな仕事の紹介・体験を行うよ。応募方法などくわしくは円山動物園公式HPを確認してね。

日程:7/15(土)~17(月・祝)、8/7(月)~9(水) 計6回
対象:小学4~6年生

教えて! 飼育員さん

飼育員さんが、みんなからの質問に答えるよ!

質問

「ホッキョクグマをはこぶときひこうきをつかいますか?」

答え

今まで円山動物園でのホッキョクグマの移動では飛行機を使ったことはありません。ホッキョクグマの移動のためのおりは大きく、普通の飛行機にのせるのが難しいからです。これまで円山動物園から国内各地への移動がありましたが、トラックに積んで連れて行きました。もし、今後海外からホッキョクグマが来ることになったら、飛行機で来ることになります。

2018年にミャンマーから来園したアジアゾウは、大きな荷物をのせる専用の飛行機に乗って来ました。

 


札幌市 円山動物園
札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
TEL. 011-621-1426
http://www.city.sapporo.jp/zoo/

 

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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