【食育特集】6月は食育月間 朝ごはんを食べよう!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
北海道
食育特集
2023.06.12

【食育特集】6月は食育月間 朝ごはんを食べよう!

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みんなが元気に過ごすために、 体内時計が大事な役割をしているよ。 体内時計と規則正しい生活の関係についてくわしく見てみよう。

みんなの体内にある時計の話

みんなは「体内時計」って聞いたことはあるかな?地球は24時間ごとに1回転して、朝、昼、夜がやって来る。そして、地球が太陽の周りを1年かけて回ることで、春夏秋冬といった季節がうまれるんだ。こうした1日のリズムや季節の変化に対応するため、人や生き物は「体内時計」とよばれる体の機能を持っているよ。

実は人の体内時計は、24時間より長めに設定されている。朝起きて日光を浴び、朝ごはんを食べることで、24時間に合わせることが分かっているんだ。だから、朝ごはんを食べることは大切だね。

そして、昼間は活動し、夜はねむるといった規則正しい生活をすると、体のいろいろな機能が決められた時間に働くことができるよ。「早ね早起き朝ごはん」を続けると体内時計が正しく働き、勉強やスポーツなどで自分の力をしっかり出せるだけでなく、心や体も健康になるんだ。

早ね早起き朝ごはんクイズ

空欄に〇か×を考えてね。その後、くわしい解説を見てみよう!

Q1 平日にすいみん時間が少なくても、週末にたくさんねむれば大丈夫
2 ねる前にスマートフォンを見たり、ゲームをしたりすると、ねむれなくなる
Q3 ねる前に激しい運動をするとよくねむれる
Q4 すいみん時間を減らすと、やりたいことがたくさんできて良い
Q5 朝型の人は、夜型の人より勉強やスポーツの成績が良い
Q6 すいみん不足が続くと、病気になりやすくなる
Q7 朝ごはんをぬくと、やせられる
Q8 食べる量が同じでも、夜おそい時間に食べると太る
クイズの解説
Q1  ×
すいみんはまとめてとっておくことはできない。また、休日に朝おそくまでねていると体内時計のリズムが夜型にかわり、学校が始まっても頭や体がすっきり働かない。
Q2 
スマートフォンやゲームなどの画面の光にふくまれるブルーライトを夜に浴びると、すいみんを手伝うメラトニンというホルモンが出にくくなり、なかなかねむれなくなる。
Q3  ×
ねる前の激しい運動は、休もうとしている脳や体を起こしてしまうため、なかなかねむれなくなる。
Q4  ×
夜ふかしをすると頭や体が十分に働かなくなり、日中やりたいこともうまくできなくなる。
Q5  〇
夜型より朝型の人の方が勉強やスポーツの成績が良いという研究報告がある。また、朝ごはんを毎日食べている子どもは学力や体力が高いというデータもある。
Q6  〇
すいみん不足やぐっすりねむれない日が続くと、かぜを引きやすくなる。さらに、太ったりいろいろな病気にかかったりしやすくなる。
Q7  ×
朝ごはんを食べると体温が上がる。食べないと体温が上がりきらず、エネルギーをしっかり使うことができないため、やせにくい体になる。
Q8  〇
夜おそい時間に食事をすると脂肪として体にたまりやすく、太る原因になる。体内時計のリズムも夜型になる。

 

【参考資料】
>>> 文部科学省「早寝早起き朝ごはんで輝く君の未来~睡眠のリズムを整えよう!」   


情報提供:札幌市保健福祉局保健所健康企画課

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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