【多摩動物公園だより】多くの動物園で飼育されているけれど、実は希少な「レッサーパンダ」を知ろう!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
東京
動物園だより
2023.05.01

【多摩動物公園だより】多くの動物園で飼育されているけれど、実は希少な「レッサーパンダ」を知ろう!

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レッサーパンダ

学名: Ailurus fulgens
生息地:中国南西部、インド東北部
食肉目 レッサーパンダ科

アジア園で見られる他の動物

ゴールデンターキン
学名 Budorcas taxicolor bedfordi

 

ユキヒョウ
学名 Panthera uncia
※多摩動物公園ではUncia unciaで表示しています。

 

実は希少なレッサーパンダ

レッサーパンダは、日本では多くの動物園で飼育されています。テレビや新聞などで紹介される機会も多いので、身近に感じられるかもしれません。しかし、野生では中国南西部、インド東北部の高地の森林にすんでいるため出会うことは難しく、その生息数は2500~1万頭と推定されています。国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種に分類されている希少な動物なのです。

器用に前足で竹を持って食べます

どんな動物?

レッサーパンダの鼻から尾の先までは約110cmで、その内しま模様が特徴的な尾は約50 cmです。太く見えますが、毛が長いのでつかんでみると半分くらいの太さしかありません。体もふわふわの毛におおわれているので、体重も見た目より軽く4~7kgです。竹の葉が主食で、食肉目という肉を食べる動物が主なグループに分類されるにも関わらず、臼歯は平らで竹を食べるのに適応しています。

普段は単独で暮らし、なわばり内をマーキング(臭いづけ)しながら行動しています。足裏や肛門近くから出る分泌物を木などにこすりつけてなわばりを主張したり、他のレッサーパンダとコミュニケーションをとったりしています。

多摩動物公園では昨年7月に2頭の兄弟が生まれました。お母さんは千葉県市川市動植物園から、お父さんはカナダのカルガリー動物園から来ています。レッサーパンダの保全のため、動物園同士が協力して繁殖に取り組んでいます。

たまニュース

追悼展「昆虫園の父 矢島稔100のエピソード」開催

多摩動物公園の昆虫園を作り上げた矢島稔元園長の追悼展「昆虫園の父 矢島稔100のエピソード」を、6月6日(火)まで昆虫園本館2階で開催します。矢島氏がいろいろな方法で昆虫の素晴らしさを伝えたり、多摩動物公園だけでなく、全国の昆虫園の発展に尽力したりした足跡を100個のエピソードと資料でたどります。


写真提供:公益財団法人東京動物園協会

東京都多摩動物公園
東京都日野市程久保7丁目1−1
TEL.042-591-1611
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/

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