川崎
動物園だより
2026.11.02

【夢見ヶ崎動物公園だより】動物たちが暮らしやすい境づくり「キツネザル(クロシロエリマキキツネザル、ワオキツネザル、ブラウンキツネザル)」

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今月のどうぶつ:キツネザル
クロシロエリマキキツネザル、ワオキツネザル、ブラウンキツネザル

学名: Lemuridae
生息地:マダガスカル島
哺乳綱 サル目 キツネザル科


単独飼育個体には飼育係が群れの仲間となり、日々のスキンシップを行います。

動物たちが暮らしやすい環境づくり

キツネザルはアフリカ大陸南東にあるマダガスカル島の固有種です。当園では3種類のキツネザルを飼育していますが、高齢化によって展示環境では生活しづらくなってくる個体もおり、彼らが暮らしやすい環境を整えるため、飼育係は日々努力しています。

例えば、動物たちがよく使う道は除草して歩きやすくしたり、大きな段差には階段を追加して足腰の負担を和らげたり、動物たちが快適に過ごせる工夫をこらしています。

階段を使うワオキツネザルのダン

キツネザルたちと森林の関係

近年、地球温暖化による気象変動や森林伐採などが原因で野生のキツネザルたちの生息地が減り、絶滅危惧種に指定されています。森林で暮らす彼らには、同時に森林を育てる役割があります。主に木の葉や果実等を移動しながら食べ、種子が消化されずにふんとして排泄されるとその種子が発芽し、森林が作られます。キツネザルの暮らしに必要な森林とその森林を豊かにするキツネザル。お互いに切り離せない関係にあるのです。

世界中の動物園が血統や年齢などを考えて繁殖・保全に努めていますが、地球温暖化を止めないことには野生動物たちの現状は変わりません。私たち1人1人が地球に優しい取り組みを続け、地球の未来が明るくなるよう歩んでいきましょう。

キツネザルのふんからトマトの芽が出ました!

ゆめみがさきニュース

ご長寿、ブラウンキツネザル「マロ」の楽しみ

今年40才になったマロは高齢のため病院で暮らしていますが、お楽しみとしておやつに旬の物をあたえています。タンポポといった野草やスイカ、カボチャにイチゴなど、食で季節感を味わえるようにしています。また、おやつ以外にも飼育係になでられるのが好きなマロ。あまえたいときは静かに視線を送り、気づかれるまでじっと待ちます。

 


写真提供・制作協力・監修/夢見ヶ崎動物公園
〒212-0055
川崎市幸区南加瀬1-2-1
TEL 044-588-4030

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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