大阪
動物園だより
2026.10.05

【環農水研だより】大阪のカニといえば「ガザミ」

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今月のどうぶつ:ガザミ

学名:Portunus trituberculatus
英名:英名:Japanese swimming crab
生息地:北海道南部から九州にかけての日本沿岸/韓国/中国/台湾
十脚目短尾下目 ワタリガニ科

卵をかかえるメスのガザミ

大阪のカニといえばガザミ

ガザミは「わたりがに」とも呼ばれ、大阪湾では最も大きくなるカニで、水深30mぐらいまでの砂やどろの底に生息しています。昼は砂にもぐってじっとしていますが、夜になるとえさとなるエビの仲間や小魚を探して活発に動き回り、ときには1番後ろのオール状のあしを使って泳ぐこともあります。

大阪湾でとれるカニの中で最もおいしいカニといえばやっぱりガザミです。ガザミは秋になると身がつまって“しゅん”をむかえますが、ちょうどそのころに開催される岸和田だんじり祭の際には、塩ゆでしたガザミを客人にふるまうのが昔からの伝統となっています。

長いトゲと大きな目を持ったゾエア幼生

変身するガザミの赤ちゃん

メスのガザミは5~8月ごろに卵を産み、2~3週間お腹に卵をかかえて赤ちゃんガザミのふ化を待ちます。ふ化したガザミは長いトゲや大きな目を持ったゾエア幼生という親ガニとは全くちがう姿をしており、海中を浮遊する生活を送ります。

ふ化してから約2週間で4回脱皮をくり返し、ゾエア幼生からハサミを持つちょっとカニらしい形になったメガロパ幼生に姿を変え、さらに5日ほど経つと、もう1回脱皮をして親ガニとほぼ同じ形の稚ガニになって海底での生活を始めます。

稚ガニは海底での生活を始めると急速に成長し、5月ごろに卵からふ化したガザミは11月にはこうらのはばが15 ㎝くらいまで大きくなります。

ちょっとカニっぽくなったメガロパ幼生

かんのうけんすいニュース

調査船「おおさか」

11月14日(土)~15日(日)に大阪で「全国豊かな海づくり大会」が開かれます! 大会では、たくさんの漁船が海を進む「漁船パレード」が行われ、研究所の調査船「おおさか」も参加します。調査船は大阪湾の環境を見守り、漁業に役立てるためのさまざまな調査を行っています。

 


写真提供/大阪府立環境農林水産総合研究所
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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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