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私は、小学校や中学校、高校で地球温暖化や気候変動のことを授業として学んだり、ニュースで見たりすることはあっても「実際に今何が起きているのか」や「これからどうなるのか」をしっかりと知る機会は多くありませんでした。今小学生や中学生のみなさんも同じなのではないでしょうか。そこで、今回現場を知る専門家の方たちや、環境問題について研究する学生の話を聞いてみたいと思い講演に参加しました。
図 1:上昇気温による極端な気象の起こりやすさ
グローバルリスクレポートという世界のリスクをまとめたレポートでは、今後10年間で最も深刻なリスクとなりうる項目のうち1位から3位まではすべて環境問題であることも紹介されました。それだけ環境問題は今後の私たちが生きる地球が生きやすい場所であり続けるために一番初めに取り組むべき問題なのだと感じました。
気候変動は遠い国で起こっている話ではなく、すでに日本、私たちの生活している場所に関係していると分かりました。私が小学生の時は、水温が低すぎてプールに入れない日がありましたが、今は水温が高すぎて入れない日があると聞きます。気候変動が続いていくと、将来の子どもたちの授業からプールがなくなってしまうかもしれません。野球で甲子園を目指す高校生が甲子園で野球ができなくなるかもしれません。外で遊べなくなるかもしれません。この話は私たちの子どもにも起こる近い未来の話なのかもしれないと思うと、しっかりと自分ごととして意識しなければならないなと感じました。
世界的な問題として教えられる気候変動だからこそ、自分たちが少しなにか変えたところで何も変わらないと思っている人も多いのではないでしょうか。私もこの講演を聞くまではそう思っていました。講演の最後に堅達さんは「未来をデザインするには自分たちの中にあるモノサシを変える事が大事」、「この10年が人類の正念場」とおっしゃっていました。いつか外で遊べなくなる日がくるのかな、怖いな、と思っているだけではなく、自分がちょっと変えたところで変わらないだろうと思うのではなく、ひとりひとりが行動することが地球を守る一歩になります。人類にとってとても大事なこの10年。今の選択が、何千年も先の未来に影響するそうです。地球のガードレールである1.5℃を守るために、大人も子どもも自分ごととして一緒に考え、行動していくことが明るい未来につながると感じました。
図 2:ひとりひとりができる小さな行動
近畿大学3年生






