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釧路市動物園の飼育員さんが、動物や動物園、自然について紹介します。
今月のどうぶつ:オシドリ
カモ目 カモ科
【生息地】日本では主に本州・四国・九州の森の中の河川や湖沼
釧路市動物園ではオス14羽とメス17羽を飼育しています。
オスは季節によって羽の色が変化
オシドリはカモの仲間です。英語では「Mandarin Duck」と呼ばれています。オスはとてもカラフルでオレンジの羽や緑・むらさきの頭をしており、まるで絵の具をぬったように見えます。でも、夏ごろには色が地味になります。これは「エクリプス」という羽が生え変わる「換羽」の時期の現象です。地味になる理由は、換羽の間は飛びにくくなってしまうので、目立たない色で敵に見つからないようにする必要があるからです。 メスの羽は、落ち着いた茶色や灰色っぽい色をしています。お腹はうすいクリーム色か茶色で、わきに白い点々(しまやポツポツ)があり、目の後ろから首に白い筋が入ります。くちばしは黒かこげ茶色で、オスのように赤っぽくありません。オスとメスが並んでいると、色のちがいがよく分かります。釧路市動物園には、水鳥たちの観察がしやすい「フライングケージ」がありますので、見比べてみてください。オシドリは水辺の木陰が好きで、カモの仲間にはめずらしく、木の枝にとまることもあります。

カラフルなオス
春から夏は子育ての季節
春になると、木の穴などで卵を温めます。春から初夏にかけて、卵からヒナがかえると木の穴や巣箱から「ぴょん」と下りて、お母さんといっしょに水辺まで歩きます。動物園では運が良ければ、ヒナの姿を目にすることができるかもしれません。また、えさ(白菜・レタス・小松菜・チンゲン菜など)の食べ方や、泳ぎ方などを観察するとおもしろいですよ。
自然の中では、川や池の草むらや木陰で休んでいたり、水辺でゆっくりえさを探していたりすることが多いです。発見しても大きな声は出さずに、優しい気持ちで少しはなれて、そっと温かく見守ってあげてください。

落ち着いた色のメス
くしろニュース

「冬の動物園まつり」が開催されます!
2/14(土)・15(日)は「冬の動物園まつり」が開催されます。ミカン拾いやミニ雪像作り、そりすべり大会、焼きマシュマロとビスケットを合わせたスモア体験、宝探しなどイベントが目白押しです。また、春・夏・秋のフェスティバルでも開催した「開園50周年スタンプラリー」もあり、1日中園内を楽しめます。
教えて! 飼育員さん
飼育員さんが、みんなからの質問に答えるよ!
質問
飼育員さんはどうやって動物と仲良くなれるのですか?
答え
毎日えさやりと掃除、優しい声がけをして、変化があればすぐに獣医さんに病気やけがを確認します。飼育部屋がこわれていないか毎日点検します。安心できる飼育員さんだと動物が分かると少しずつ仲良くなれます。

協力・監修/釧路市動物園
釧路市動物園
釧路市阿寒町下仁々志別11番
TEL. 0154-56-2121
https://www.city.kushiro.lg.jp/zoo
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