横浜
動物園だより
2025.12.01

【金沢動物園だより】7種いるニホンジカの亜種の1つ「ホンシュウジカ」

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今月のどうぶつ:ホンシュウジカ

学名:Cervus nippon centralis
鯨偶蹄目 シカ科
生息地:本州

日本各地にいるシカ

日本には在来種のニホンジカの亜種が7種います。本州に生息しているニホンジカのことをホンシュウジカといいます。金沢動物園にいるニホンジカはホンシュウジカです。 他には北海道のエゾジカ、四国・九州のキュウシュウジカ、対馬(長崎県)のツシマジカ、屋久島(鹿児島県)のヤクジカ、馬毛島(鹿児島県)のマゲジカ、慶良間諸島(沖縄県)のケラマジカがいます。その他、外来種ですが、シカの仲間のキョンが千葉県に、タイワンジカが和歌山県の友ヶ島にいます。

ツノがあるのはオス

シカというとツノのイメージがありますが、金沢動物園のシカはホンシュウジカのメスなのでツノはありません。ツノがあるのはオスだけです。 毎年春にはツノが根元から取れます。その後、皮膚をかぶった袋角が新しく生えてきますが、袋角はツノの成長に必要な血管が豊富でぶつけてしまうと出血してしまうので、この時期のオスはおとなしいといわれています。 初夏~秋にかけてツノが伸長し、皮がはがれ落ち、かたくなった立派なツノが姿をみせ、繁殖期にオス同士の闘争が見られるようになります。 金沢動物園では、身近ないきもの館や日曜日のツノキバガイドでシカのツノが見られます。

シカのツノの展示

 

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写真提供:金沢動物園
協力 ・ 監修 金沢動物園【指定管理者 公益財団法人横浜市緑の協会】
〒236-0042
横浜市金沢区釜利谷東5-15-1
TEL 045-783-9100
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/kanazawa/

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エコチル編集部

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