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今回は、夫婦でそろばん教室を経営しながら、現役選手としても活動している「札幌そろばんファクトリー」の代表、若松 尚弘さんにお話をうかがいました。
今月のテーマ:そろばんを通して得られる経験
そろばんを通して、目標を決めてがんばること、大きな喜びや少しの挫折を味わうことなど子ども時代に必要なさまざまな経験をしてほしい

札幌そろばんファクトリー 代表
若松 尚弘さん
平成23年度にそろばん日本一となり、平成24年4月から夫婦でそろばん教室を経営。そろばん学習で身に付く「珠算式暗算」のすばらしさを多くの子どもたちに伝えたいという夫婦共通の思いのもと、教室を運営している。
指導者と選手の視点から指導
若松さんのお仕事について教えてください。「夫婦で全国大会に出場しながら教室を経営しています。指導者兼選手だからこその視点で、子どもたちを育てられるところが私たちの強みです。そろばん検定試験では最難関の最高位『十段』をこれまでにのべ47名輩出しました。」
環境や教育について気を付けていることは何ですか。「教室ではプリントは両面を使い、貴重な紙をむだづかいしないことを開塾当初からかなり意識しています。また、人として大切なことが身に付くように子どもたちと深く関わることが、私たちにできる最大の社会貢献であり、使命であると考えています。来年2月には、そろばん競技の迫力や魅力がより伝わりやすい新しいそろばん大会を全道規模で開催する予定です。」

未来を切り開く力を育てる
最後にメッセージをお願いします。「AIやデジタルが進化した便利な時代だからこそ、そろばんで頭をきたえることが必要です。そろばんは目標を定めやすく、仲間と切磋琢磨したり、喜んだり、ときには挫折を経験したりと子ども時代に経験すべき要素がたくさんつまっています。未来を切り開くチカラがそろばんにはあるんです!」
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。






