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釧路市動物園の飼育員さんが、動物や動物園、自然について紹介します。
今月のどうぶつ:ホッキョクグマ
食肉目 クマ科
【生息地】カナダ、アメリカ(アラスカ)、デンマーク(グリーンランド)、ノルウェー、ロシアなど北極海の周り
釧路市動物園では、メス1頭を飼育しています。
ホッキョクグマの体のヒミツ
ホッキョクグマは、ヒグマやジャイアントパンダと同じクマの仲間です。釧路市動物園のメスのマルルは札幌生まれです。2025年に約11年ぶりに熊本から北海道に帰って来ました。
真っ白に見える体の毛は、本当は白くありません。1本1本はストローのように中が空洞になっていて透明です。光が反射して白く見えているだけなのです。さらに、毛の下のはだの色は黒!太陽の熱をぐんぐん吸収して、体を温めるために黒くなっています。寒い北極で生きるためのすごい工夫ですね。また、とても鼻が良く、遠くのアザラシのにおいを感じてかりに行けるほどです。真っ白な氷の世界で獲物を探すために、目よりも鼻をたよりにしています。動物園で、どのように鼻を使っているか観察してみてください。
生きるために海を泳ぐ必要があり、特別な体形をしています。動物園でヒグマと見くらべてみてください。ヒグマよりも首が長くて頭が小さいです。この体形のおかげで、水の中をスイスイ泳げて、せまい氷の穴にも顔を入れて、えさとなるアザラシなどをつかまえやすいそうです。

メスのマルル
温暖化で北極の氷がとけている!
今、北極の氷が温暖化のためにどんどんとけています。氷が減るとかりができずえさが手に入らないので、ホッキョクグマは困ってしまいます。ホッキョクグマを守るため、私たちにもできることがあります。それは、温暖化防止につながる行動として、使っていない部屋の電気を消すなどして、消費するエネルギーを少なくすることです。私たちの小さな行動の1つ1つが、遠い北極の氷を守る大きな力になります。動物園に来ることがあったらホッキョクグマのこと、そして地球のことも考えてみてください。

首が長く頭が小さいのが特徴
くしろニュース

「春の遊園地まつり」が開催されます!
4/26(日)は、釧路市動物園の遊園地が今年最初の営業日です。日頃の感謝をこめて、コイン式遊具を除いた全ての乗り物が1日中無料となります。遊園地は4/26(日)~11/3(火・祝)の約半年間の営業です。ぜひ、この機会に釧路市動物園に来て、動物たちの姿や遊園地を存分にお楽しみください。
教えて! 飼育員さん
飼育員さんが、みんなからの質問に答えるよ!
質問
どうやって○○ちゃんなどと名前がわかるんですか?
答え
顔つきや体の大きさ、毛や羽の色・模様、くちばしやしっぽのちがい、普段の仕草の他、鳥の足に付けた足環、サルの顔に入れた入れずみ、トナカイの耳に入れた切りこみ、またそれらの組み合わせで見分けています。

協力・監修/釧路市動物園
釧路市動物園
釧路市阿寒町下仁々志別11番
TEL. 0154-56-2121
https://www.city.kushiro.lg.jp/zoo
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。






