静岡
動物園だより
2026.01.13

【スマートアクアリウム静岡だより】見た目が全くちがう幼魚と成魚「タテジマキンチャクダイ」

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今月のどうぶつ:タテジマキンチャクダイ

学名: Pomacanthus imperator
スズキ目 キンチャクダイ科
生息地:インド洋・太平洋のサンゴ礁や岩礁域

成魚では40cmをこえる大型の魚。暖かいサンゴ礁域に生息し、縄張り意識が高く、カラフルな色彩から観賞魚としても人気があります。

見た目が全くちがう幼魚と成魚

本当に同じ魚? と思ってしまうほど、幼魚と成魚では体の模様が大きく異なります。幼魚は深い紺色の体に白い線が入り、後方の線は渦巻き状になっています。

一方、成魚は紺色の体に多くの黄色い縞模様が入り、眼の周りにはマスクをしているような模様があります。見た目に差があるのは幼魚が成魚の縄張りに入っても同じ種類と判断されず、こうげきされないためだと考えられています。また、この幼魚の渦巻き模様には、他の魚への“いかく”という意味合いもあるといわれています。

成魚はその派手な体で水中をゆうゆうと泳ぎ、その姿はとても美しいです。幼魚は岩の隙間を出入りして、かくれていることが多く、ちょこちょこと移動するのがかわいいです。

体の模様が変化中

縦縞?横縞?

タテジマキンチャクダイを見ていて、これは横縞では?と思った方はいらっしゃいませんか。生物学上、これは縦縞です。というのも魚もふくめ、脊椎動物の縦横の縞模様は背骨を真上から見て、縦方向に走っているか、横に走っているかで決まります。頭を上にしたときの状態で真横に走っていれば横縞、同じ方向に走っていれば縦縞ということです。魚は基本、横向きに泳いでいるので少し混乱しますね。全ての動物の決まりごとなので、ぜひいろいろと見比べてください。

縦縞と横縞

スマートアクアリウム静岡だより

干支の生物

2026年の干支は午(ウマ)です。そのウマ年にちなみスマートアクアリウム静岡でも期間限定でウマの展示を行います。今回の展示は、タツノオトシゴの仲間で、海外ではシーホース、「海のウマ」と呼ばれている生き物です。新しい年をむかえ、みなさんは何を願われたでしょうか。特別展示の今年の干支であるウマ、シーホースを、ぜひ見に来てください。


写真提供・協力・監修/スマートアクアリウム静岡
静岡市葵区御幸町10番地の2 松坂屋静岡店本館7階
TEL:050-3131-9211
HP:https://smartaqua-sz.jp/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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