相模原
動物園だより
2025.11.04

【相模原麻溝公園ふれあい動物広場だより】リスの仲間なのになぜ「ドッグ」?|プレーリードッグ

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今月のどうぶつ:プレーリードッグ

学名: Cynomys ludovicianus
げっ歯目 リス科
生息地:北アメリカ(カナダ南西部から メキシコ北部にかけて)の草原地帯

体長約30~40cm、体重約1~2kg。草食性で、野菜、果物、干し草などを食べます。

リスの仲間なのになぜ「ドッグ」?

草原(プレーリー)に生息し、危険がせまるとイヌ(ドッグ)のようなかん高い声で「キャンキャン」と鳴くことが名前の由来です。

巣は特徴的で、地中に穴をほって作ります。長く枝分かれしたトンネル状で、中は貯蔵庫、寝室、子ども部屋など、用途別に分かれ、大規模なものでは深さ5~6m、長さ30mにもなります。巣穴の入口には土を小高く盛り上げ、巣穴の換気や雨水の防止、見張り台にも利用します。

家族集団は「コテリー」と呼ばれ、オス1頭にメス数頭とその子どもたちで形成されます。縄張り意識が強く、他のコテリーのオスが入って来たときは、おしりにある管から強いにおいを発射します。家族内のコミュニケーション手段は豊富で、キスやグルーミング、しっぽの動き、鳴き声などで情報をやりとりします。

トンネルでかくれんぼ

長〜くのびてお昼寝

こわがりだから優しく見守ってね

園内には現在、2頭のプレーリードッグがいます。名前は「シズク」と「シズカ」。どちらもメスで、体が少し大きい方がシズカです。臆病な動物なので、かくれていることが多いのですが、シズカは巣穴から出ていることもよくあります。えさを食べたり、昼寝をしたりしていたら、そっと見守ってくださいね。

ストーブの下でまったり

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写真提供・協力 ・ 監修/相模原麻溝公園ふれあい動物広場
〒252-0328
神奈川県相模原市南区麻溝台2317-1
Tel.042-778-3900
https://harmonysagamihara.amebaownd.com

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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