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今月のどうぶつ:バーバリシープ
学名:Ammotragus lervia
哺乳綱 偶蹄目 ウシ科
生息地:アフリカ北部の山岳地帯。乾燥した山岳地帯の険しい岩場
2本の曲がった太い角を持ち、あごから胸にかけてヒゲ状のたてがみがあるのが特徴で、角の長さはオスが80㎝以上、メスが40㎝くらい。オスの角はひときわ大きく立派な角です。
水遊びが大好きプールに飛びこむ姿も!
山岳地帯の険しい岩場に生息するバーバリシープは、岩場を歩くときに、ひづめが広がり、すべらないような仕組みになっているため、がけの上を軽々と移動することができます。
野生では、かんそうした山岳地帯に生息していますが、意外と水遊びが好きなようで、動物園ではがけの掃除中に流れてきた水でできた水たまりでどろ浴びを楽しんでいます。また、プール掃除が終わるのを待っていて、きれいになったプールに飛びこむ様子もたまに見ることができます。
どろ遊びを見ている双子
今年の4月には双子の兄弟が誕生しました
現在、日本平動物園ではバーバリシープを6頭飼育しています。群れのリーダーはボス(オス)といい、2013年に来園したおじいちゃんです。他にツワブキ、イソギク、アシタバのメス3頭と、今年の4月に誕生したソラマメとエダマメの双子の兄弟もいます。
ソラマメとエダマメはイソギクの子どもですが、同時期に出産したツワブキも双子の兄弟の子育てを手伝っていて、最近はツワブキが2頭にどろ浴びを教えている様子も見られます。この記事が読まれているころには、大人たちと同じように上手にどろ浴びができるようになっているかもしれませんね。
どろ遊びの様子
日本平動物園ニュース
ZOOスポットガイド「タンチョウ・インドクジャク」
毎月第3日曜日の午後1時30分からは日本平動物園『「ZOOスポットガイド」の日♪』。飼育員による特別ガイド「ZOOスポットガイド」を開催しています。毎月異なるテーマで、動物たちや日本平動物園の施設を紹介しています。担当する飼育員だからこそ、そのときのとっておきの話が聞けることもあり、楽しく学べるガイドです。ぜひ、ご参加ください!
写真提供:静岡市立日本平動物園
静岡市立日本平動物園
静岡市駿河区池田1767-6
TEL 054-262-3251
https://www.nhdzoo.jp/

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。