
目次 [非表示]
今回は、株式会社山櫻の原田宏さんに、エシカル専門部署での活動や、バナナペーパーを使った小・中学校でのワークショップについてなど、お話をお聞きしました。
今月のテーマ:SDGsやフェアトレードを通じて 自分の考えを持ち、行動しよう
バナナペーパーという1つのアイテムにも、さまざまなストーリーがあり、そこからいろいろと考えてほしい
株式会社山櫻
ビジネスソリューション部門 ビジネスソリューション第二部 コーポレートデザイン室
原田 宏さん
2001年㈱山櫻入社。2020年エシカルプロダクト室発足に合わせて室長として異動。2025年~同室部署名改め、企業の広報・企画を支援する。
さまざまなアイテムで地球環境に貢献
株式会社山櫻では、エシカルプロダクト室というエシカル専門部署が立ち上がって以降、さまざまな活動を行ってきたそうです。
「花屋で捨てられてしまう切り花のくきや枝を古紙と混ぜて作る花の器や、食べる量より捨てられてしまう量の方が多い“おから”のフードロスをうったえる『おからペーパー』など、いろいろと手がけてきました。
また、中学生に対してSDGsやフェアトレードに貢献できるone Planet Paper®通称バナナペーパーの特別授業や、そのバナナペーパーを使ったペーパーハンガーにスタンプなどをおして自分だけのデザインを楽しんでもらう小学校低学年層を中心としたワークショップなどにも取り組んでいます」と、原田さんは話してくれました。
他の人にまかせず行動しよう!
さらに、原田さんはこう続けます。
「バナナペーパーの背景には、貧困から起こる森林伐採や密猟による絶滅危惧種の問題など、さまざまなストーリーがあります。その事実を知ったとき、どう思い、どう行動すれば良いのか、他の人にまかせるのではなく、興味を持って考えて行動してくれたらうれしいです。」

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。