【食育特集】しっかり食べて熱中症を予防しよう|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
東京
食育特集
2025.06.02

【食育特集】しっかり食べて熱中症を予防しよう

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大人だけでなく、子どもも発症してしまう熱中症。これらからの時期、特に気を付けなくてはいけないね。でも、どういったことに気を付ければ良いのかな? 暑さをさけるだけでなく、実は毎日の食事も重要なんだ!

熱中症が発症しやすい条件

熱中症とは、高温で湿度が高い環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態のことをいうよ。

熱中症は、屋外だけでなく、屋内で何もしていないときにも発症し、さらに、気温が高いときだけに限らず、気温が低くても、条件次第で発症するリスクが高くなることも! 熱中症を発症しやすい条件というのが、
・気温が高いとき
・湿度が高いとき
・日差しが強いとき
・風が強いとき
・急に暑くなったとき
・暑さ指数が高いとき
の6つだよ。
また、激しい運動によって体内にかなりの熱が生じたり、暑い環境に体が十分に対応できていなかったりすることで、熱中症を引き起こすおそれもあるんだ。

熱中症予防に大切なこと

熱中症を防ぐには、何といっても暑さをさけることが大切! そして、きちんと食事をとることも熱中症予防になるよ。バランスよく食べる、朝ごはんをしっかりとるなど、正しい食生活を基本に、夏バテで食欲がないときは、栄養価の高い甘酒や、体内に熱がこもるのを防いでくれるスパイスが入ったカレーなどがおすすめだよ。食材やレシピを工夫して体力をつけ、熱中症を防ぐじょうぶな体をつくろうね!

熱中症予防におすすめの食材と栄養素

熱中症を防ぐために、積極的にとりたい食材と栄養素を紹介するよ!

たんぱく質

しっかりした体をつくる
(食材例) 肉、魚、たまご、 乳製品、豆製品など

ビタミンC

体の抵抗力を高める
(食材例) キウイ、 ジャガイモ、 パプリカなど

ビタミンB1

糖質をエネルギーに変える
(食材例) 豚肉、ゴマ、 ウナギ、大豆、 カツオ、玄米など

ビタミンA

体の抵抗力を高める
(食材例) レバー、ウナギ、 ニンジン、 カボチャ、 赤ピーマン、ニラなど

香味野菜

食材にふくまれる硫化アリル という成分がビタミンB1の 吸収を良くする
(食材例) タマネギ、長ネギ、 ニラ、ニンニク、 ショウガなど

ネバネバ野菜

弱った胃腸を助け、 たんぱく質の消化吸収を助ける
(食材例) オクラ、ヤマイモ、 モロヘイヤなど


参考資料
>>> 厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」
>>> 農林水産省「心がけ次第で防げる! 熱中症対策BOOK」 

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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