京都
動物園だより
2026.04.13

【京都市動物園だより】地中の穴にすむ昼行性のフクロウ「アナホリフクロウ」

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今月のどうぶつ:アナホリフクロウ

学名:Athene cunicularia
フクロウ目 フクロウ科
生息地:南北アメリカの草原や低木地、砂漠

体長約20~30cmでフクロウの中では小型種。 オスとメスで見た目のちがいはほとんどありません。

地中の穴にすむ昼行性のフクロウ

フクロウは一般に「樹上で暮らす夜行性の鳥」として知られていますが、アナホリフクロウは地中に巣穴を持ち、昼間に活動する、めずらしい種です。名前は巣穴をほることに由来しますが、実は自分で穴をほるより、アナグマやプレーリードッグなどが使わなくなった巣穴を利用する方が多いことが分かっています。すみやすいよう増改築する部分は、くちばしでほり進めるようです。動物園では、飼育員が世話をしに行くと、急いで巣穴へにげこむことがよくあります。

飛ぶことはあまり得意ではない反面、長い足で素早く走ることができ、えさとなるバッタなどの昆虫を走ってつかまえます。

長い足で早く走れるよ

「アニー」に会いにフクロウ舎へ行こう

京都市動物園には、現在メスのアナホリフクロウが1羽います。名前は「アニー」。来園して12年ほどになります。アナホリフクロウの寿命は野生で9年前後、飼育下では10年をこえるとされ、アニーは順調に長生きしています。

えさはマウスをあたえていますが、たまに、未消化ではき出した食べ物の中に甲虫(コガネムシ等、かたい羽を持つ虫)が混ざっていることがあります。おそらく外から入って来た虫を食べているようです。野生下では、巣穴の周りにバイソンなどのフンを置き、フンコロガシなどの甲虫を引き寄せて食べることが知られています。

フクロウ舎の巣穴

きょうとニュース

11代目アニマル園長決定!

毎年園内で選挙を行い、その年のアニマル園長を選出しています。午年の今年は、さまざまな『ウマ』にちなんだ動物が候補に。2月3日~3月1日まで来園者に投票していただいた結果、カバ(河馬)の『ツグミ』が1番の得票数を獲得しました。これから1年間、広報活動などで活躍しますのでご注目ください!


写真提供/京都市動物園

協力・監修/京都市動物園
京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内
TEL.075-771-0210
https://zoo.city.kyoto.lg.jp/zoo/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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