相模原
動物園だより
2026.04.07

【相模川ふれあい科学館だより】温かい川や湖にすみ口の中で子育て「ナイルティラピア」

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今月のどうぶつ:ナイルティラピア

学名: Oreochromis niloticus
カワスズメ目 カワスズメ科
生息地:原産地はアフリカ大陸西部、ナイル川水系、イスラエルのヤルコン川

開催中の春季特別企画展から、食用魚としても知られるナイルティラピアに注目してみましょう! (写真はラオスの市場に並ぶティラピアの仲間)

温かい川や湖にすみ口の中で子育て

体長40㎝前後、飼育下では80㎝をこえることもある大型のティラピアです。頭部が小さめで、体やひれに、うすいしま模様があるのが特徴。オスは繁殖期に背びれと尾びれがピンク色になります。

アフリカ原産の淡水魚で、生息に適した水温は24〜30度。汽水域にも生息でき、水温10〜45度くらいまで順応できる強さを持っていますが、繁殖には水温20度以上の環境が必要です。年に数回産卵し、1回に産む卵は数百個。オスが水底の砂をほって作った巣にメスがやって来て産卵します。卵はメスが口の中で守り、稚魚になるまで育てます。

淡白な白身でアジアを中心に人気

味はタイのよう!世界各地で食用魚に

ティラピアの仲間は、食用魚として世界各地で親しまれています。雑食で植物プランクトンから昆虫、小魚までなんでも食べ、繁殖力が高いため、養殖もしやすい魚です。

日本には1962年に食用として導入され、養殖が盛んに行われた時期もありました。味はタイに似ていて「チカダイ」や「イズミダイ」の名で呼ばれることもあります。

現在、沖縄や鹿児島などの温暖な水域に分布しているナイルティラピアは、養殖場からにげ出して増えたものと考えられます。世界の人々の漁業と食を支える魚ですが、野生化した外来種が生態系をこわす原因になることも心配されています。

春季特別企画展で見てね

さがみはらニュース

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多目的室1で、春季特別企画展『アフリカリバークルーズ ~アフリカの三大河川をめぐる~』が開催中!多種多様な水生生物が息づくアフリカの水辺。三大河川や古代湖をめぐる船旅をコンセプトに、そこで暮らすさまざまな生き物たち(約27種100点)を紹介します。

◆ 6月7日(日)まで


写真提供・協力 ・ 監修/相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら

〒252-0246 神奈川県相模原市中央区水郷田名1-5-1
Tel.042-762-2110
https://sagamigawa-fureai.com

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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