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旭山動物園の獣医師・佐藤伸高さんが、動物や動物園、自然について紹介するコーナーです。
今月のどうぶつ:ジェンツーペンギン
鳥綱ペンギン目 ペンギン科
【生息地】南極大陸の周辺の島々
旭山動物園ではオス2羽、メス2羽、不明2羽を飼育しています。
最速で泳ぐペンギン
ジェンツーペンギンは、南極の周りの島に生息するペンギンの仲間です。もともと寒い所で暮らしているので、日本の夏は苦手です。動物園では、エアコンをかけた10℃の室内展示場で暮らしています。冬の寒さはへっちゃらで、雪の中でも走り回っています。
頭の上の白いヘアバンドのような模様と、足とクチバシのあざやかなオレンジ色が特徴です。オスとメスの見た目は変わらず、体重はオス約6㎏、メス約5㎏です。ペンギンの仲間では最も速く泳ぐことができるといわれていて、ぺんぎん館のプールでもものすごいスピードで泳いでいます。
石で巣を作り、5~6月に卵を2つ産み、オスとメスが交代で卵を温めます。野生では卵を温めていないときは、海に行って魚を食べます。動物園でも交代でえさを食べに行きます。卵は約36日間でふ化し、ヒナは灰色と白の模様をしています。お腹が空くと鳴いて親にえさをねだり、親は自分が食べた魚をはきもどしてあたえます。約20日位から巣の周りをウロチョロし始め、約2カ月位で泳げるようになります。

ペアで交代して卵を温めます
好奇心が旺盛!
ジェンツーペンギンはとても好奇心が旺盛。気になることがあると走って近づいて、何でもクチバシでつつきます。キングペンギンのための冬の「ペンギンの散歩」に、今年はジェンツーペンギンもよく出て来ます。キングペンギンはみんなで行動する性質があり、ゆっくり歩きますが、ジェンツーペンギンは1羽でも走り回っています。同じペンギンの仲間でも性質がちがい、おもしろいです。
ジェンツーペンギンは、ペンギンの仲間でも野生での数が安定していると考えられています。ただ、気候変動の影響により海水の温度が上がると、今後は数が減るかもしれないといわれています。

ヒナにえさをあたえているところ

ふ化して約1カ月のヒナ
あさひやまニュース

オスのユキヒョウが来園!
2/12(木)に、多摩動物公園からオスのユキヒョウのコボがやって来ました。ぜひ会いに来てくださいね!
教えて! 飼育員さん
飼育員さんが、みんなからの質問に答えます!
質問
動物園の飼育員さんは、夜もお仕事をするのですか?
答え
普段は夜に残って仕事することはありません。ただ、体調がすごく悪い動物がいるときは、夜おそくまで様子を見たり、朝早く動物園に行ったりします。

協力・監修:旭川市 旭山動物園
旭川市 旭山動物園
旭川市東旭川町倉沼
TEL. 0166-36-1104
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
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