目次 [非表示]
まだ食べられるのに捨てられてしまう 食べ物は、国民1人あたり1日約102g。1年間で約37㎏にもなるんだ。このむだを減らすにはどうしたら良いのかな?食品ロスについてくわしく見ていこう!
食品ロスはどこから発生するの?
食品ロスとは、まだ食べられるにも関わらず、捨てられてしまう食べ物のことをいうよ。2025年6月に環境省から発表された、令和5年度の日本の食品ロスの発生量(推計)は約464万t。年々、食品ロスの量は減ってきているけれど、それでもまだまだ多いね。
こういった食品ロスは、家庭や飲食店で発生する他、生産者から消費者に食品が届くまでの過程でも発生しているんだ。例えば、農業や漁業といった生産の場では、とれ過ぎや形が悪い(規格外)などの理由による廃棄、工場などの製造の場では、作り過ぎ、パッケージの印字ミスや破損、販売店からの返品による廃棄があるよ。
そして、おうちでの食品ロスは大きく分けて3つに分類されるよ。1つ目が料理の食べ残しや作り過ぎ、2つ目が直接廃棄といわれる食品の買い過ぎや使い忘れ、3つ目が過剰除去と呼ばれる野菜の皮のむき過ぎ。特に1つ目の食べ残しは、みんなにも大きく関わってくるから、あっ! と思った子も多いんじゃないかな?
神奈川県の食品ロスの現状
神奈川県の食品ロスを見ていくと、2023年度(推計)で、家庭系17.4万t、事業系18.7万tの計36.1万t発生していて、神奈川県のみんなが、1日に1人1個のおにぎりを捨てているのと同じくらいの量なんだよ。そして、家庭系食品ロスに注目すると、最も割合が高いのが食べ残し。これは、日常生活での作り過ぎや買い過ぎをおさえ、なるべく残さないように食べ切ることを心がけていきたいね。
また、神奈川県では県民1人1日あたりの家庭系食品ロス量を、2000年度比で2030年度までに半減させる目標を立てているよ。
世界では約9人に1人が栄養不足で苦しんでいる現在、食べ物をむだにしないよう、私たちは何ができるのかな? みんなでいっしょに考えていこう!
神奈川県の食品ロスの状況(2023年度)
【本県の食品ロスの内訳】
(神奈川県推計)
全国の食品ロスの状況(2023年度)
【全国の食品ロスの内訳】
(環境省推計)
家庭での取組の1つに
“ローリングストック法”にチャレンジ!!

ローリングストック法とは、普段食べている食品を少し多めに買い置きし、普段の食事で食べ、食べたら補充するという、日常生活で始められる備蓄方法の1つだよ。この方法は、賞味期限切れで廃棄してしまう食品ロスの防止につながるんだ。
[POINT!]
①家庭にある食品をチェック
②栄養バランスを考え、家族の人数や好みに応じた備蓄内容・量を決定
③足りない物を買い足す
④賞味期限が切れる前に消費し、消費した物は買い足す
小さなことからコツコツと
食品ロスを減らそう!!
食品ロスを減らすために、 私たちができることはたくさんあるよ。
①消費期限と賞味期限のちがいを知る
消費期限
日付を過ぎたら食べない方が 良い期限
弁当、サンドイッチ、惣菜、 傷みやすい食品など

賞味期限
おいしく食べられる期限
おかし、カップめん、かんづめなど

賞味期限は「おいしく食べられる目安」として覚えておこうね。期限が過ぎたからといって、すぐに捨てるのではなく、 捨てる前に食べられるかどうかを確認することが大切だよ!
②すぐに使う食品は「てまえどり」をする
すぐに使う食品は、商品棚の手前から取る「てまえどり」をしよう。手前の商品はおくに置いてある商品よりも期限が短い場合が多く、期限切れや売れ残りによる廃棄を防げるよ。

③お店では食べられる分だけ注文しよう!
そのときの体調やお腹の減り具合に合わせて、ちょうど良い量の料理を注文してね。

協力 : 神奈川県
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。






