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私たちに多くのめぐみをあたえてくれる海に、たくさんのごみが流れて来て問題となっているよ。 今月の特集では、そんな海ごみについて学んでいくよ!
海からのめぐみはたくさん!
私たちが生きている地球の表面積の約7割をしめる海は、生命の源であり、魚や貝、海草など、さまざまな生き物が暮らしているよ。普段口にする食べ物はもちろんのこと、医療品やバイオ燃料など私たちの生活に関わる多くのめぐみももたらしてくれるんだ。
また、海には、汚染物質や生活排水を浄化する作用があり、熱エネルギーやCO₂を吸収することによって温暖化の進行を和らげたりすることも! でも、そんな海がごみのせいで危機に面しているよ。
海ごみはどこからやって来る?
日本の海岸に流れ着いているごみは、「レジぶくろ等のポリぶくろ」や「ペットボトル」など、私たちの生活の中から発生している「生活系のごみ」が約半分をしめているよ。街なかでポイ捨てされたごみや屋外で放置されたごみは、下のイラストのように、雨や風によって流されて河川や水路に入り、やがて海まで流れ出て、海ごみとなってしまうんだ。
この海ごみの大半はプラスチック。プラスチックは自然にはほとんど分解されず、環境中に長い時間残留してしまうよ。また、特に心配されているのが、プラスチックが紫外線や波の力により細かくくだけたかけら“マイクロプラスチック”。5㎜以下になった小さいかけらが、食物連鎖に入りこみ、海の生態系全体に大きな悪影響をあたえてしまうのではと、心配されているよ。
海ごみを減らすために、私たちにもできることはいろいろあるよ。下の「私たちの行動で海ごみを減らそう!」を参考に、できることから始めてみてね!
街のごみが海にたどり着くまで
街なかのごみが、どうやって海に入りこんでしまうのかな?
1.ポイ捨てや屋外に放置されたごみが、街なかに散乱する。

2.雨や風によって、ごみが水路や川に流れこむ。

3.川から海へと流れ出て行く。

海ごみがあたえる影響とは?
海ごみが増えると、どういった影響が起こるのか見ていくよ!
「生き物」への影響
海の生き物が、えさとまちがえてプラスチックなどのごみを飲みこんでしまうことがあるよ。そうすると、胃の中にたまり続けてえさを食べることができなくなったり、死んでしまったりすることもあるんだ。また、海に流されたあみなどが魚の体にからまって、にげられずに死んでしまうこともあるよ。

「漁業」への影響
漁師の人があみを引き上げると、魚よりもごみが多いことがあるそうだよ。また、海藻などにごみが混ざると、取り除くのに大きな手間がかかってしまうんだ。

「景観・レジャー」への影響
海ごみが増えると景観が悪くなり、海水浴やマリンスポーツなどのレジャーに出かける人も減ってしまうかもしれないよ。

私たちの行動で海ごみを減らそう!
海ごみを減らすために、私たちにもできることがあるよ!
その1. 使い捨てを見直そう
・マイバッグを持参し、レジぶくろをもらわないようにしよう
・マイボトルを持ち歩き、使い捨てのカップを減らそう
・つめかえ用ボトルなど、くり返し使える物を選ぼう
・ ワンウェイプラスチックの使用をひかえよう

その2. ごみに関する基本的なルールを守ろう
・ごみのポイ捨てをしない
・海や川、山でのレジャーで出たごみは持ち帰ろう
・ごみは地域のルールを守り、所定の場所・時間に分別して出そう

その3. 清掃活動に参加しよう
・海ごみについて学び、河川敷や海岸などでの清掃活動に参加してみよう
>>> 東京都の「海ごみ」に関する情報や清掃活動団体の情報はこちらから!!

>>> 参考:東京都環境局「TOKYO海ごみゼロアクション」
海ごみだけじゃない!
リチウムイオン電池の捨て方に注意!!
いろいろな充電式製品に使われているリチウムイオン電池。別のごみと混ぜてしまうと、発火のおそれがあるよ。捨てるときは、住んでいる区市町村の捨て方を確認してね!
今月の『わが家の環境局長』Vol.15
おうちの環境リーダーとして活躍しているお友達を紹介するよ!
新宿区立戸塚第二小学校 2年生 K.M.さん
私は、わが家の環境局長として、明かりをこまめに消したり、テレビを見すぎないようにタイマーで時間管理しています。また、いつも水筒を持ち歩き、中が空になったら東京水のチャージスポットで冷たいお水を補充する時もあります。これからも環境のために、小学2年生の私にも出来ることをたくさん見つけて取り組みたいです!
みんなの活躍の様子やエコアクションのヒントがみられるよ!
協力:東京都
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。






