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今月のいきもの : アメリカンロブスター
学名:Homarus americanus
十脚目 アカザエビ科
生息地:カナダからカリブ海にかけての大西洋西岸に分布

常設の「ミニトーク水槽」で現在展示中。 期間は1月中旬までです。
二刀流のハサミを持つ大型で長寿のエビ
フランス語ではオマールの名で、食用としてもおなじみのロブスター。体長約60㎝、体重20㎏近くにもなる大型のエビの仲間です。成長するために脱皮をくり返しますが、老化がおそく長生きすることでも知られ、推定100才くらいまで生きた例もあります。
イセエビに似ていますが、ちがいは大きなハサミを持っている所。よく見ると、ハサミは左右で形がちがい、それぞれ役割も異なります。うすく、とがっている方は「カッター」と呼び、素早く閉じることができるので、獲物をつかまえるのに役立ちます。大きくごつごつしている方は「クラッシャー」と呼び、貝がらなどのかたいものを割る・くだくときに使います。

左右で形と役割が異なるハサミ
「ミニトーク水槽」でもっと観察してみよう
相模川ふれあい科学館のエントランスに「ミニトーク水槽」というコーナーがあるのをご存じですか?現在、この水槽でアメリカンロブスターを展示しています。『ハサミとペンチの使い分け? ロブスター』と題し、その生態や能力について、飼育スタッフが実験を交えながら解説します(毎日午後1時半から10分程度)。ここでは、ハサミのぬけがらをさわったり、実際にアサリをあたえているところを見たりできますよ。ぜひ参加してみてくださいね。

脱皮後のハサミのぬけがら
さがみはらニュース

世界に1つのスノードームを作ろう♪
多目的室2で開催している『ものづくりワークショップ』(有料)。現在、土日に実施中のプログラムでは、スノードームが作れちゃいます!中に入れる生き物のフィギュアや材料を選んで、自分だけのスノードームを作ってみませんか?
◆午前10時〜午後3時
◆12月21日(日)まで
写真提供・協力 ・ 監修/相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら
〒252-0246 神奈川県相模原市中央区水郷田名1-5-1
Tel.042-762-2110
https://sagamigawa-fureai.com
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