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みんなは家や学校などで、できるだけ食事を 残さず食べているかな?「食品ロス」を減らす ためにできることを、いっしょに見てみよう。
食品ロスを減らすとCO₂も減る!
「食品ロス」とは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことをいうよ。例えば、家や店での食べ残しや売れ残りなどで、一口も食べていないのに捨てられる食品もあるんだ。とても、もったいないよね。
食品ロスを減らすことは、大切な自然を守ることにつながるよ。食べ物を燃やして処分するときに、地球温暖化の原因になるCO₂を出してしまう。だから、食品ロスを減らすと、CO₂の排出量を減らすことにつながるんだ。さらに、食べ物を処分するためのごみ処理費用などがかからないので、むだなお金も減らせるよ。
日本の食品ロスは年間464万t!
日本の食品ロス量は、年間約464万t(令和5年)もあるよ。これは国民1人当たり、毎日おにぎり1個分(約103g)の食べ物を捨てているのと近い量なんだ。日本全体を見ると、家庭から出る食品ロスの量は年間約233万t(令和5年)もあり、 店と同じくらい多くの食品ロスが、家庭からも出ているよ。
食品ロスを減らすためにできることは?
[買い物編]
買い過ぎない
・買い物へ行く前、冷蔵庫に入っている食品を 確認する
・買う物を整理してメモを作る
・必要な分だけ買う
[料理編]
作り過ぎない
・食べ切れる量を作る
・残っている食材から使う
[食事編]
食べ切る
・できるだけ残さず食べる
・ごはんの前に、お菓子を 食べ過ぎないようにする
[保存編]
期限表示について正しく知る
賞味期限
おいしく食べることができる期限。
表示されている保存方法で保存していれば、期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではない。早めに煮たり焼いたりして、十分加熱するなど調理方法を工夫して食べよう。
消費期限
過ぎたら食べない方が良い期限。
食べられる量を購入し、期限内に食べ切ろう。
※上記の説明はいずれも、未開封の状態で、食品に記載されている通りに保存した場合の期限。一度開封した食品は、期限に関わらず早めに食べ切ろう。
参考資料
>>> 消費者庁「食品ロス削減ガイドブック」
>>> 環境省「7日でチャレンジ!食品ロスダイアリー」
>>> 農林水産省「食品ロス」とは
>>> 消費者庁「計ってみよう!家庭での食品ロス」
>>> 消費者庁「家庭での食品ロスを減らすために」
情報提供:札幌市ウェルネス推進部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。