みんなで考える 公共交通アイデアコンテスト

受賞作品

札幌市長賞

伏見小学校 3年生 I.A.さん
小さい子どもやお年よりもべんりに使えるバス停があったらいいなと思って考えました。バス停がしゃべったり、子どもも見やすかったり、そういうバス停があるといいなと思います。もし、実現したら、うれしいです。

審査員から

Iさんの「みんなが使いやすいバス停」というアイデアは、音声、バスの位置情報、時刻表の変更という3つの提案が盛りこまれていました。どの提案も現在の技術で実用可能なものであったこと、目の不自由な人、高齢者、子どもというさまざまな利用者の目線に立ったもので、バリアフリー化や高齢化など社会の課題について配慮している点がとてもすばらしかったです。

JR北海道賞

百合が原小学校 3年生 K.Y.さん
お年よりがもっと安全、安心して使いやすくなるように考えながら書きました。また、みんなが乗って笑顔になれるようにがんばりました。

審査員から

安全な乗り物というのは、公共交通機関が最も大切にしなければならないことです。Kさんの作品は「クッションでできた車体」、「やわらかいつり革」、「手すりのついた連結部分」とお客様の安全を第一に考えたすばらしい発想でした。また、お年よりだけではなく、車いすのお客様も使いやすい段差の無い乗り場などに着目した点もすばらしく、Kさんの優しさがつまった、あたたかい作品だと思います。

札幌市交通局賞[地下鉄部門]

新琴似小学校 1年生 N.M.さん
みんながたのしくて、やさしい気もちになれたらいいなとおもって、かんがえました。

審査員から

Nさんのアイデアは、お年よりや子どもが楽しく、安全に地下鉄に乗れるたくさんのすてきなサービスや機能がつめこまれており、とてもすばらしかったです。こうしたアイデアを参考に、全ての人にとってより良い地下鉄を目指していきたいと思います。

札幌市交通局賞[市電部門]

山鼻南小学校 6年生 Y.Y.さん
こんな電車に乗りたいな、という率直な思いで、私の考えた電車が生まれました。空を走るのがポイントです。電車の色も大好きな明るい黄色にしました。

審査員から

Yさんのアイデアは、空を走る電車ということで、すぐに実現することは難しいかもしれませんが、実現すればとても画期的で、みんなが乗りたくなるものだと思います。それ以外にも、車とぶつかることへの配慮や景色が良く見えるような工夫もされており、利用する人が楽しく時間を過ごせるすばらしいアイデアでした。

ジェイ・アール北海道バス賞

伏見小学校 6年生 N.T.さん
バスに乗る人全員がくつろぐことができれば、バスの利用者が増えると思い、かきました。道内の自動車の所有率なども調べ、こう外でも公共交通が発達するといいなと思います。まさかの入賞でうれしいです。

審査員から

利用する全てのお客様が快適に移動できる方法を考えていただきました。通勤や通学、赤ちゃんからお年よりの方がご利用する中で、心身ともにリラックスできる優しい車内空間が提供できるバスを作っていただきました。さらに運転手も楽しんで仕事ができる環境も取り入れ、運転手不足の解消につながることを強く思わせるすばらしい発想でした。

じょうてつバス賞

山鼻南小学校 6年生 S.M.さん
バスに楽しさと和みをプラスしたいと思い、かきました。小さい子からお年よりまで、たくさんの人に楽しさが感じられるバスにしました。バスの内装に力を入れてみました。

審査員から

運転手不足にも目を向け、18才以上、私服でおしゃれに運転という発想が、とてもすばらしいです。Sさんの環境および高齢者へ向けたアイデアを参考に、お客様によろこんでいただけるバスを目指していきます。

北海道中央バス賞

百合が原小学校 6年生 I.K.さん
今まで塾などに行くときにバスを使っていて、改善した方がいいなと思う点があり、今回のコンテストで自分の考えをかいてみました。手すりにクッションを付けたり、車いすの人もスムーズに乗れたりする工夫を考えました。

審査員から

お年よりも安全で便利に移動できる方法として、段差を低くしたり、座席を多くしたりと、さまざまなアイデアを考えてくれました。車いすを利用しているお客様や小さいお子様連れのお客様など、バスを利用される全ての方に対し、安全で安心、やさしさあふれるバスを考えていただいたのが受賞のポイントです。

SDGs賞

山鼻南小学校 4年生 S.A.さん
にこにこの笑顔は、自分や周りの人など1人1人を明るく幸せな気持ちにさせてくれると思い、この「にこにこ市電」をかきました。みんなの笑顔で周りの人もみんな笑顔になるといいなと思います。

審査員から

これからの社会はどうなっちゃうんだろう、何でもAIが答えを教えてくれるのかなぁ、とみなさんも大人も心配しています。SDGsには「だれ1人取り残さない」というゴールがあります。Sさんの作品には、みんなの気持ちこそが大切で、乗っている人だけでなく外にいる人も「にこにこ」できる市電という、まさにSDGsの大切な思いがつまっています。この市電が実現されるか?大人のみなさんに問いかけましょう。

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