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2023.05.17

平塚市美術館 企画展  玉田多紀 ダンボール物語開催

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2023年6月24 日( 土) ~ 9 月10 日( 日) 平塚市美術館 企画展 造形作家・玉田多紀 ダンボール物語 開催

©Taki Tamada

©Taki Tamada

 

2023年6月24 日( 土) ~ 9 月10 日( 日)、平塚市美術館にて、ダンボール造形作家・玉田多紀さんの個展が開催されます。

関東地方の公立美術館では初の個展となり、古紙ダンボールを使用し、生き物の造形美や性質をユニークにとらえた立体作品130 点が展示されます。

玉田多紀さん(たまだたき、1983 年兵庫県生)は、多摩美術大学造形表現学部造形学科卒業後、古紙ダンボールを使用し、生き物の造形美や性質をユニークにとらえた立体作品を制作しています。

国内外の展覧会やウィンドウディスプレイ、TV メディアや動画配信、ワークショップなど幅広く活動しています。SDGs が社会のテーマになっている昨今、ダンボールはリサイクルが100%可能な優れた素材として注目を集めています。古紙ダンボールの強度や柔軟性に魅了され、玉田さんは15 年以上も前からダンボールを素材とした立体作品を制作しています。

その制作方法は特徴的で、ダンボールをそのまま使うのではなく、パルプにまで還元し粘土のようにした上で造形していきます。本来であれば捨てられてしまうはずの古紙ダンボールを作品としてよみがえらせ、命を吹き込んでいきます。

また、素材感を損なわないように着彩はせず、ダンボールの色味を活かしています。モチーフとなるのは恐竜やゾウ、キリンやオランウータン、クジラなど様々ないきものです。近年では絶滅危惧種をモチーフとして生態系の環境問題に目を向け、ジェンダーギャップなど現代社会を象徴とする問題を生き物の視点でとらえて表現しています。

また、来館者に見るだけでなく、体験しながら鑑賞できる作品制作を心掛けており、特に自身の子育ての経験から、0 歳から鑑賞できるような仕掛けをしているそうです。

陸上から海中まで様々ないきものの作品約130 点を展示。玉田多紀さんの生命力あふれるダンボールのいきものたちを楽しめて、環境問題についても目を向けるきっかけとなる展覧会です。

■お問い合わせ
展覧会担当 安部沙耶香(あべさやか)
〒254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3
TEL 0463-35-2111 FAX 0463-35-2741
E-mail.art-muse@city.hiratsuka.kanagawa.jp
WEB.www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
twitter.@HiratsukaArt

開催概要INFORMATION
イベント名
平塚市美術館 企画展 造形作家 玉田多紀 ダンボール物語
日付
06月24日(土) 〜 09月10日(日)
9:30-17:00
場所
平塚市美術館
神奈川県平塚市西八幡1-3-3
JR東京駅から東海道線または新宿駅から湘南新宿ライン(直通)で約1時間。JR 平塚駅東改札口(北口)より神奈川中央交通バス4 番乗り場乗車「美術館入口」(徒歩1分)または「コンフォール平塚前」(徒歩5分)下車。平塚駅より徒歩20 分。駐車場67 台(展覧会観覧の場合90 分間無料)。
料金
 一般700(560)円、高大生500(400)円
※( )内は団体料金
※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
※各種障がい者手帳をお持ちの方と付添1 名は無料
※65 歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金
主催
平塚市美術館
お問い合わせ先
展覧会担当 安部沙耶香(あべさやか)
〒254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3
TEL 0463-35-2111 FAX 0463-35-2741
E-mail art-muse@city.hiratsuka.kanagawa.jp
この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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