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フンボルトペンギン
学名:Spheniscus humboldti
ペンギン目 ペンギン科
生息地:ペルーからチリの沿岸部
日本で最も多く飼育されているペンギン
子どもと大人の羽毛のちがい
子どもペンギン
大人ペンギン
羽毛の生え換わり
生まれて1年後に、大人と同じ模様になります
ペンギンの暮らし
ペンギンはどんな所に生息していると思いますか?多くの人は氷におおわれている白い世界を思いうかべるのではないでしょうか。世界には18種類のペンギンがいます。南極大陸やアフリカ大陸南部、ガラパゴス諸島など、南半球に広く生息し、岩場、民家の近く、森林など、さまざまな環境で暮らしています。
フンボルトペンギンの体長は約65 ~70㎝、体重3.5~4㎏。胸に黒い帯状の模様が1本あり、くちばしの付け根はピンク色の皮膚がむき出しになっています。比較的温暖な気候であるペルーからチリの沿岸部に生息し、乾燥している砂地や海鳥の排泄物でできたグアノ層という地層に巣穴をほって暮らしています。グアノ層などの生息地の破壊、気候変動による魚の減少などが原因で、フンボルトペンギンは絶滅の危機にあります。
南半球に広く生息
新しい施設
現在、福岡市動物園では32羽のフンボルトペンギンを飼育しています。えさの食べ方、陸での過ごし方など、ペンギンごとに個性があります。水面をプカプカとうかんだり、ビュンビュンとスピードに乗って泳いだり、プールでの過ごし方もさまざまです。新しい施設では、ペンギンたちを色々な角度から見られるようになっています。楽しく過ごすペンギンたちを、ぜひ観察してみてくださいね。
泳ぎ方もいろいろ
ふくおかニュース
新しいペンギンエリアがオープン
リニューアル工事中だった「ペンギンエリア」が、1月18日(火)にオープンしました。生息地に似た環境を作っていて、ダイナミックに水中を泳ぐ姿を下から観察したり、生態を学習したりと、ペンギンたちの暮らしを、楽しみながら学べる施設になっています。
写真提供:福岡市動物園
福岡市動物園
〒810-0037 福岡市中央区南公園1-1
TEL 092-531-1968
https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/

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