東京
開催報告
2022.09.12

令和4年度 元気!ミルク大学に参加したよ!

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今年で25回目をむかえた「元気!ミルク大学」。2022年8月10日(水)、11日(木・祝)の2日間、札幌市男女共同参画センター(札幌エルプラザ)と酪農学園大学で開催されたよ。2日間の内容を紹介するね。

牛や乳製品の知識を増やす

今回参加したのは、道内各地から集まった小学5・6年生29人。最初の授業では、酪農学園大学の先生に教えてもらいながらアイスクリームを作ったよ。 生クリームと砂糖、脱脂粉乳、卵黄、温めた牛乳などの材料をボウルに入れて「ミックス」を作り、塩を入れた氷で冷やしながら泡立て器で混ぜる。10分〜20分もするとミックスが固まり始め、みんなおどろいていたよ。

次は「アニマルウェルフェア(動物福祉)」について考える授業。みんなは牛乳を飲んだり、牛・鳥・豚などのお肉を食べたりするよね。生きていくために他の動物の命をいただくことは必要だけれど、だからといってどんな飼い方をしてもいいわけではなく、その動物が快適に過ごせるようにしてあげることが大切だと学んだよ。

その後は、お待ちかねのアイスクリームの実食。「おいしい!」とみんなにっこり。牛の生活や体の構造、搾乳の手順なども学習したよ。

酪農の仕事と牛の生活を学ぶ

2日目はバスで酪農学園大学へ。実習着に着替えて、まずは牛のえさ作りを見学。牛の主食は「草」だけれど、ビート(てん菜)や大豆のしぼりかす、トウモロコシの葉やくきなどを乳酸発酵させた「サイレージ」というえさも見せてもらったよ。3グループに分かれて子牛のことを学んだり、母牛の行動を観察したりもしたよ。

昼食後は、搾乳の本番。「消毒」「乳頭にたまった古い乳を取り除く『前しぼり』」「乳頭を2回ふく」「ミルカーを付ける」の順に作業をし、しぼり終わったらまた消毒をする。牛乳はみんなの口に入る物だから、衛生面には何よりも気を配っているんだ。

いろいろな体験を通して、牛乳ができるまでの道のりや、酪農の大切さを知った2日間。参加したみんなは「学んだことを家族や友達にも伝えたい」と話していたよ。

牛と酪農のことをもっと知ろう!

みんなは牛や酪農のこと、どれだけ知っているかな? いっしょにチェックしてね。

乳牛のヒミツQ&A

Q.1頭の母牛が生産する牛乳の量は?
A.1日に30kgくらい。子どもを産んで1年くらいはおっぱいを出し続けるよ。

Q.えさは草なのに、なぜミルクを大量に生産できるの?
A.牛には胃袋が4つあり、第1胃には大量の微生物がいてえさを分解発酵する。第2〜4の胃でじっくりと消化され、その過程で栄養分を取りこむから。えさにはカルシウムやビタミンなども混ぜているよ。

Q.生まれたときの子牛の体重はどのくらい?
A.40kgくらい。生まれてから約1時間後には自分で立ち上がるんだって。

酪農とSDGsのつながり

乳牛のえさは、草の他ビート(てん菜)や大豆をしぼった後のかす、トウモロコシの実・葉・くきなどがある。これらはすべてヒトが食べない物。乳牛はヒトが食べない物を食べて、栄養たっぷりのミルクを生産してくれる貴重な存在なんだ。 さらに、牛のおしっこやうんちは牧草の栄養となり、成長した草をまた牛たちが食べてミルクを出す。このように、酪農は自然の資源をむだなく利用して循環している。SDGs(持続可能な開発目標)を実現しているんだね。


主催/北海道牛乳普及協会 ホクレン農業協同組合連合会
協力/酪農学園大学

 

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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